川崎市まちの樹50選・指定番号4
中原区・小杉神社の欅(けやき)
小杉の歴史を紡ぐ、街の守護神
武蔵小杉の賑わいを見守る「小杉神社」。
その歴史を紐解くと、江戸時代にあった3つの神社にたどり着きます。
かつて小杉御殿町に鎮座していたのは、「杉山社」「神明社」、そして神明社に合祀されていた「総社権現」。
地域の人々の心をひとつにする、大切な精神的支柱でした。
江戸以前からこの地を守る「杉山社」の御祭神は、日本武尊(やまとたけるのみこと)で、武運長久や開運招福をもたらす頼もしい地域の守り神です。
一方「神明社」の主祭神は、光や慈愛、真実を象徴する太陽の神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)で、かつて多摩川の氾濫で社地を失った「総社権現」を包み込み、温かく地域を照らし続けてきました。
やがて時は流れ、戦後の1951年(昭和26年)。
神明社が杉山社へと合祀され、現在の「小杉神社」となりました。
形を変えながらも、今なお地域の祭礼や賑わいを支える拠地として愛され続けています。








