カツラを庭に植える5つのメリット
ハート形をした、かわいらしい葉が印象的なカツラ。
日本の山地などに自生する落葉高木で、昔から日本人に親しまれてきた樹木です。
春にはやわらかな新緑、夏には涼しげな緑、秋には黄色く色づいた葉。そして冬には葉を落とした美しい枝ぶり。
四季の変化をはっきりと感じられるカツラは、自然の風景を庭に取り入れたい方にもおすすめの庭木です。
今回は、そんなカツラを庭に植える5つのメリットをご紹介します。
1.ハート形の葉と美しい樹形を楽しめる
カツラの葉は、丸みを帯びたハート形をしています。
春に芽吹く葉は明るくやわらかな緑色で、夏になると葉が茂り、枝を広げた樹冠が庭に涼しげな木陰をつくります。
大きく育つと、自然でのびやかな樹形となり、一本でも存在感のある木になります。
雑木林のような自然な庭をつくりたい場合にも、よく似合う樹木です。
2.秋には美しい黄葉を楽しめる
カツラの魅力のひとつが、秋の黄葉です。
夏の緑から少しずつ黄色へと変化し、庭の景色を秋色に染めていきます。
真っ赤に染まるモミジとはまた違った、やさしく温かみのある黄色がカツラの魅力。
落葉した後の葉からは、ほんのり甘い香りが感じられることもあり、視覚だけでなく香りでも秋を楽しませてくれます。
3.四季の移ろいを身近に感じられる
落葉樹であるカツラは、季節によって大きく姿を変えます。
春は新緑、夏は深い緑、秋は黄葉、冬は葉を落とした枝姿。
一年を通してさまざまな表情を見せてくれるため、庭に植えることで自然の季節感を身近に感じることができます。
「一年中同じ景色」ではなく、季節とともに変化する庭を楽しみたい方におすすめです。
4.自然な雰囲気の庭をつくれる
カツラは、雑木林のようなナチュラルな庭との相性がよい樹木です。
単独でシンボルツリーとして植えるのはもちろん、モミジやアオダモ、ソヨゴなど、ほかの樹木と組み合わせることで、より自然な景観をつくることができます。
幹や枝がつくる柔らかなシルエットは、住宅にも馴染みやすく、庭に「森のような雰囲気」を取り入れたいときにも活躍します。
5.大きな木ならではの木陰を楽しめる
カツラは成長すると大きく枝を広げるため、庭に心地よい木陰をつくってくれます。
夏の強い日差しをやわらげ、木の下に涼やかな空間をつくることができます。
ただし、成長するとかなり大きくなる樹木なので、一般住宅の庭に植える場合は、将来の大きさを考えて植える場所を選ぶことが大切です。
広い庭や建物から十分な距離を確保できる場所であれば、年月とともに立派なシンボルツリーへと育てる楽しみがあります。
カツラは「季節を感じる庭」をつくる木
カツラは、派手な花を咲かせる樹木ではありません。
それでも、春の新緑、夏の木陰、秋の黄葉、冬の枝姿と、一年を通して少しずつ姿を変えながら庭を彩ってくれます。
そして秋、落ち葉から漂う甘い香りに気づいたとき、目で見るだけではない「木の存在」を感じることができるでしょう。
ハート形の葉を風に揺らしながら、季節の移ろいを知らせてくれるカツラ。
自然の中にいるような庭をつくりたい
四季を感じられる庭にしたい。
年月とともに大きく育つ木を植えたい。
そんな方にとって、カツラは魅力的な庭木のひとつです。
庭に植えた一本のカツラが、やがて大きな木陰をつくり、家族とともに季節を重ねていく。
そんな「育てる楽しみ」を味わえるのも、カツラを庭に植える魅力です。

















